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夏目漱石と岩本公水

県外で生活している娘が5月に帰ってくるというので、部屋の整理をしていたら、娘が10数年前に買ったのであろう文庫本を数冊見つけた。

その中に、夏目漱石の名作「文鳥」があった。

小説でも随筆でも感想でもない「小品」と呼ばれる独自のジャンルの作品で、自由な語り口で淡々とした筆致の短編である。

漱石の文鳥といえば、それをモチーフに表現している岩本公水の「文鳥」であり、先週のコンサートの感動が鮮明に残っている。

早速読んでみた。

岩本公水の歌の中では、籠から逃げた文鳥に、過ぎ去った束の間の幸せを重ね合わせ、愛するものへの愛しさと女心の哀切を表現している。

漱石の「文鳥」は、逃げ出すのではなく家人のちょっとした不注意から文鳥があっけなく死んでしまうのである。

漱石の日常に唐突にあらわれた文鳥は、束の間に横切って消えていった。
そこに、生きることのはかなさと、その裏返しとしての残酷さを描いているのだろう。

漱石の文鳥も岩本公水の文鳥も、どちらも切ない孤独な心持ちを感じさせる作品である。

あらためて、岩本公水の「文鳥」を聞きながら、漱石の「文鳥」を読み返してみる。

ところで、漱石の「草枕」と同名タイトルで、岩本公水の復帰一作目に「草枕」という楽曲がある
これらは内容が異なっており引用はしていないようであるが、草枕から文鳥へと続いてくると、夏目漱石を意識しているのだろうか・・・と思いたくなってしまう。

そんなことより、岩本公水の歌唱からも夏目漱石の作品からも、ふかい情感に裏付けられた新鮮な表現を手に入れたように思う。

当ブログも斯様にありたいものである。

 

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岩本公水 シークレットコンサートでオヤジは・・・

岩本公水 シークレットコンサート名古屋公演(18日)へ行ってきました。
昨日名古屋へ泊まって今日帰ってきました。

Bunchyou_bag_2小さなライブハウスで、キャパシティ55席のところに40数名が来場。
中は小さなテーブルと椅子が、隙間なくびっしり並べられていた。

  まず入り口で、はじめてのオリジナルグッズ「文鳥エコバッグ」をゲット。


「公演中は、プレゼントの手渡しや握手はご遠慮ください」
「CDを買った人だけ握手会を行います」という係りの説明があった。

自分は既にCDを買って持っているから...握手はしたいけど...
複雑な気持ちでいるうちに17時半開演。

3mほど目の前に公水さんが立っている。
今、同じ次元と空間にいるのだ。。。湧き上がる喜びと感激。
そして目と目が合った瞬間の興奮と感動は言葉では言い表せませんね。

歌声にジーンとしびれて、やさしさ溢れるトークに心がホンワカ・・・
ピアノ、チェロ、アコーディオンだけの演奏も、なかなか良いものです。

至福の90分間でした。

さあ公演が終わると握手会だ
買うべきかどうしようかと自分の心が整理できずにCD売り場の近くにいたら、握手会のために公水さんが横へ来たのです。
なんと自分の目の前に公水さんがいるのです。
会場が狭くて混雑していたのと、スタッフのお兄さんもいなかったのが幸いと、手を差し出したら握手してくれました。

ひんやりとした小さな手で指の細さを感じた。
でも陶芸をしているせいか、握った感じは生活感のある力強さがありました。

「いつもブログ見てますよ」というと
公水さんはニッコリ笑って「がんばってます..」

その笑顔と幸福という言葉を抱いたまま、眠りについたオヤジでありました。

 

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マッコリでは酔えない?

マッコリ飲み比べも、いよいよ最後になってしまった。

感想の前にマッコリとドンドン酒の違いについて説明しておく。

米のご飯と小麦の麹で仕込んだ酒の上澄み(清酒になる部分)と下の濁った部分をそのまま‘マッ(すべて)コルダ(漉す)’ことから「マッコリ」と呼ばれるようになった。

そして、もち米を原料としたものをチャプサルマッコリ「もち米のマッコリ」と呼び、濾さずにそのまま米粒が漬かったまま浮いているものをドンドンジュと呼ぶ。

一口で言えば、漉さずに米粒の浮かんだ状態の酒をドンドンジュと言う。と定義されている。

佛谷山ドンドン酒

佛谷山(プルコクサン)の伏流水で醸造した韓国伝統ドンドン酒で、加熱処理されていない「本生」。
アルコール度数6度。

ドンドン酒の定義から、どぶろくの粗いイメージを持っていたけれど、米粒も見当たらないし、麹のせいかとにかく甘い。
ヨーグルトより甘いが、嫌味な甘さではなくスッキリとした甘みである。

これも飲兵衛オヤジには合わなかった。

 

醇米マッコリ

原材料として米100%を蒸さずに使用するとあったので、酒臭さに期待していたのだけれど、みごとに裏切られた。

わずかな酸味はあるが炭酸が多すぎるため、スッキリとして口当たりはよいが酒というには・・・程遠い
佛谷山ドンドン酒ほどの甘さはなく、ニ東マッコリに近い味わいである。
アルコール度数6度。

 

総評:7種のマッコリを飲み比べてみたが、おそらく日本人の好みに合わせるために炭酸や甘味料が加えてあるのだろう。
また、常温保存が可能なように「低温殺菌処理」がしてあるらしい。

民衆の地酒といった素朴な味を想像していたのだが、炭酸が強すぎるのと度数が弱いので酒飲みオヤジには物足りなさを感じた。

アル中ではないけれど、酔えない酒ほど空しいものはない。

花冷えの重い思いにしみわたる、ひとり手酌の春の宵(よい=酔い)”.....byイソジン...

精神的にどうなのだろう・・・本当に健康のためになるのだろうか?

しかし、本来のマッコリに近いものは体験できたと思っており、今回の中では、ニ東の生マッコリがなんとか口に合いそうであった。

過去記事
3月21日3月27日

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岩本公水コンサート

本日4月3日は、岩本公水のミニアルバム「光の射すほうへ・・・」発売記念コンサート初日です。

東京公演からはじまり、札幌、大阪、福岡と続き、名古屋公演が最後です。

ところで「光の射すほうへ・・・ 」のCDについていたコンサート招待応募券を送ったのが2ヶ月ほど前。

とっくにあきらめて、陰ながらコンサートの成功を祈っていたオヤジの元へ、なんと、当選はがきが送られてきました。v(^ ▽ ^)v

4月18日の名古屋公演にペアでご招待です。

やったーまんです。;(^.^);

早速、名古屋の娘に連絡して宿泊を頼む。
そして、岩本公水という名前も知らないかみさんは、わたしの監視と娘に会うため、コンサートに一緒に行くことになりました。
(せっかくのペア招待なのに、一人だけだと寂しい親父に見られるから、かみさんでも良かったと思うことにする)

高速道路料金も1000円になったし、春から縁起がイイである(興奮して日本語がおかしい?)。

会場はキャパが55席のライブハウスらしく、間近に会えるし握手もできるかな・・・
なんて、楽しみで嬉しくて待ち遠しくてワクワクです。

アラシ君、留守番していてね。

 

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韓国映画 「覆面ダルホ」から

「覆面ダルホ」という韓国映画を観た。
ストーリーは、ロック歌手を夢見る“ダルホ”がマネージメント会社を間違えてトロット(演歌)歌手になるが、初ステージでやむを得ない事情のため覆面をかぶって登場し、その後、夢に恋にと展開されるハプニングを描く。

この映画は日本の「シャ乱Qの演歌の花道」のリメイクである。

お笑いもあり、ジーンと胸が熱くなる場面もありで、まさに演歌の花道であった。

評価については、かなり好き嫌いは分かれるだろうが、自分としては肩のこらない娯楽映画であった。

ところで、このDVDを借りたのには訳がある。

最近、韓国の歌謡曲と日本の歌謡曲の関係に関心を持つようになって、文献を読み漁っているからである。

この映画から参考になるものはなかったが、日本の歌謡曲が1960年代から倭色歌謡として排斥・禁止されてきた(2006年からは全面解放となっている)歴史を想うと、世相の移り変わりの早さを改めて感じた。

歌は世につれ世は歌につれである。
しかし、文化や人の交流で親善は進んでも、韓国人の心底にある反日感情はなくなっていないだろう。

WBCでの、イチローの殺人予告など一部の狂信的応援が証明している。

そのWBCでは日本が優勝したけれど、世界フィギュア選手権大会では、韓国の金妍児(キム・ヨナ)選手が優勝したから、とりあえず引き分けということで良かったヨカッタである。

ちなみに映画「覆面ダルホ」もハッピーエンドで終わっている。

 

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